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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス

病態別栄養管理と指導の実際

消化管切除後—特に胃全摘術後について

著者: 中根恭司1 日置紘士郎1

所属機関: 1関西医科大学第2外科

ページ範囲:P.1180 - P.1182

文献概要

ポイント
●胃全摘後では,胃が多少残っているものより1回摂取量が少なく,消化吸収障害も強い.このため,きめ細かな食事指導ならびに栄養管理が必要である.
●食事療法のポイントは,①1日5〜6回に分けて摂取する,②5種類の栄養素をバランスよくとる,③消化吸収のよい食べ物をとる,④時間をかけてよくかむ,⑤食後は安静にする,などである.
●胃切除後後遺症のうち,ダンピング症候群,逆流性食道炎は食事療法によりある程度症状を軽快させることが可能である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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