文献詳細
文献概要
今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス 病態別栄養管理と指導の実際
慢性膵疾患
著者: 馬場忠雄1 吉岡うた子1
所属機関: 1滋賀医科大学第2内科
ページ範囲:P.1190 - P.1192
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●慢性膵炎の急性再燃期には絶食のうえ,輸液を行う.
●慢性膵炎の代償期には食事摂取による疼痛の増悪が問題となり,脂肪摂取制限や禁酒が必要である.
●慢性膵炎の非代償期には消化吸収障害と糖尿病が問題となり,消化酵素剤の投与や糖尿病のきめ細かな管理が必要である.
●慢性膵障害では低栄養状態にある症例が多く,病態を考慮にいれた積極的な栄養療法の開発が望まれる.
●慢性膵炎の急性再燃期には絶食のうえ,輸液を行う.
●慢性膵炎の代償期には食事摂取による疼痛の増悪が問題となり,脂肪摂取制限や禁酒が必要である.
●慢性膵炎の非代償期には消化吸収障害と糖尿病が問題となり,消化酵素剤の投与や糖尿病のきめ細かな管理が必要である.
●慢性膵障害では低栄養状態にある症例が多く,病態を考慮にいれた積極的な栄養療法の開発が望まれる.
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