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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス 病態別栄養管理と指導の実際

冠動脈疾患

著者: 半田俊之介1 高橋栄一2

所属機関: 1東海大学医学部第1内科 2慶應義塾大学医学部内科

ページ範囲:P.1197 - P.1199

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ポイント
●冠動脈疾患の一次および二次予防に冠危険因子の管理治療は不可欠である.特に高脂血症,血清コレステロール値が最重要因子とされる.因子が重複した場合には危険度が増幅する.
●食事療法による管理治療が可能なのは,高脂血症,高血圧症,糖尿病,肥満,高尿酸血症である.アルコール,コーヒーなどの嗜好食品についても配慮が必要である.
●食事療法の効果は,個々の患者でこれらの要因がどの程度関与しているかによって異なる.
●食事に関する大規模な介入試験の成績から,栄養の管理と指導により冠動脈疾患の発症頻度は半減することが明らかである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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