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今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス 病態別栄養管理と指導の実際
肥満
著者: 丸山博1 神田尚子1 仲本信也1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.1212 - P.1214
文献購入ページに移動●肥満は,摂取カロリーが消費カロリーを上まわり余剰のカロリーが体脂肪組織として蓄積した状態であり,BMI 26.4以上(肥満度+20%以上)のものが治療対象となりうる.
●肥満治療法として減食療法,運動療法,行動療法および薬物療法などがあるが,減量体重を維持することは非常に困難であり,より効果的な治療法の研究が望まれる.
●肥満の予防には,食品に関する正確な知識の習得と運動不足の解消が必要であり,ライフスタイルの変更が効果的と考えられる.
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