文献詳細
文献概要
今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス 病態別栄養管理と指導の実際
腎不全と透析
著者: 和田孝雄1
所属機関: 1稲城市立病院内科
ページ範囲:P.1223 - P.1225
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●腎不全には急性と慢性とがあるが,ここでは慢性腎不全に限定して解説する.
●慢性腎不全の食事療法の基本は低蛋白,高カロリーである.
●透析前の保存期では,透析導入を遅らせるためにかなり厳しい蛋白制限を行う.
●アミノ酸では分枝鎖アミノ酸であるバリン,ロイシン,イソロイシンが重要である.
●リンの過剰摂取は腎機能の低下を促進し,骨代謝異常をも引き起こす.
●リンの吸着剤には理想的なものがなく,このため最近は食事制限がより重視されるようになってきた.
●腎不全には急性と慢性とがあるが,ここでは慢性腎不全に限定して解説する.
●慢性腎不全の食事療法の基本は低蛋白,高カロリーである.
●透析前の保存期では,透析導入を遅らせるためにかなり厳しい蛋白制限を行う.
●アミノ酸では分枝鎖アミノ酸であるバリン,ロイシン,イソロイシンが重要である.
●リンの過剰摂取は腎機能の低下を促進し,骨代謝異常をも引き起こす.
●リンの吸着剤には理想的なものがなく,このため最近は食事制限がより重視されるようになってきた.
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