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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス 病態別栄養管理と指導の実際

骨粗鬆症

著者: 宮尾益理子1 中村哲郎1 折茂肇2

所属機関: 1東京都老人医療センター内分泌科 2東京大学医学部老年病学

ページ範囲:P.1228 - P.1230

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ポイント
●骨粗鬆症の発症・骨折の予防には,最大骨量を増やし,その後の骨量減少を防止する努力が必要で,そのためにはカルシウム摂取が不可欠である.
●現在の日本人のカルシウム摂取量は目標の600mgにも満たず,意識的な摂取が必要で,含有量からも吸収率の面からも,牛乳および乳製品が勧められる.
●リン・蛋白質の過剰摂取,ビタミンD不足はカルシウムバランスを負に傾け,骨量減少を助長する可能性がある.全体的に,バランスのとれた食事を心がけることが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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