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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

今月の主題 臨床医のための栄養ガイダンス

健康増進・管理のための栄養摂取

食事により癌は予防できるか

著者: 佐川純司1 標葉隆三郎1 森昌造1

所属機関: 1東北大学医学部第2外科

ページ範囲:P.1243 - P.1245

文献概要

ポイント
●食物や環境には,活性化されて発癌作用を有する多くの物質が存在している.
●発癌物質は,イニシエーター,プロモーターとして発癌に関与する.
●最近,発癌に関する遺伝子の解析と同時に,発癌抑制の機序および抑制作用を有する物質の研究が進んでいる.
●癌予防には,特にイニシエーター,プロモーターとされる物質の体内摂取をできるだけ抑えることが大切である.
●さらに,発癌抑制物質摂取を考慮したバランスのとれた食生活が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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