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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻6号

1994年06月発行

カラーグラフ 生検による組織診断・6

消化管(II)

著者: 滝澤登一郎1

所属機関: 1東京都立駒込病院病理科

ページ範囲:P.1267 - P.1274

文献概要

食道癌の生検診断
食道は文字通り食物が通過する管腔臓器であり,esophagusとしては“内なる口”である.この機能目的に従って,食道粘膜は重層扁平上皮によって被覆され,上皮下には粗な結合織,小血管,リンパ管,それに多少の付属腺が介在するのみで,比較的単純な器官構成となっている(図1).食道に発生する病態も比較的単純で,主な生検組織診断の問題は早期食道癌の診断に集約される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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