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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻7号

1994年07月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 1994 循環器薬と予後の改善

心筋梗塞後の薬物治療と予後

著者: 清野精彦1 高野照夫2

所属機関: 1日本医科大学第1内科 2日本医科大学集中治療室

ページ範囲:P.1332 - P.1334

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ポイント
●Sooner and more complete reperfusionが急務である.
●Aspirinは一次・二次予防に有効.
●WARISにより,warfarinの再梗塞・総死亡率減少効果が明らかにされている.
●心不全のないnon-Q MIに限定すれば,verapamil,diltiazemは再梗塞予防に有効.
●頻用にもかかわらず,硝酸薬の評価はなされていない.
●ISA(-)のβ遮断薬長期投与は,死亡率と再梗塞を減少させる.
●ACE阻害薬はremodeling抑制,心不全発症予防,死亡率低下,再梗塞予防などの優れた有効性が証明され,今や第一選択薬に位置されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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