文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1994 循環器薬と予後の改善
高血圧治療と予後
著者: 後藤英司1 石井當男1
所属機関: 1横浜市立大学医学部第二内科
ページ範囲:P.1342 - P.1345
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●中等症・重症高血圧患者では,降圧薬治療は心血管系疾患の発症を抑制する.
●軽症高血圧患者では降圧薬治療で脳卒中の発症が抑制される.しかし虚血性心疾患に関する抑制効果は明らかではない.
●軽症高血圧患者において,β遮断薬とサイアザイド系利尿薬はほぼ同等の予後改善作用を示す.
●高齢高血圧患者,収縮期高血圧患者における降圧薬治療も心血管系疾患の発症を抑制する.
●血圧を過剰に低いレベルにコントロールすると,かえって脳卒中や虚血性心疾患の発症が多くなる可能性がある.
●中等症・重症高血圧患者では,降圧薬治療は心血管系疾患の発症を抑制する.
●軽症高血圧患者では降圧薬治療で脳卒中の発症が抑制される.しかし虚血性心疾患に関する抑制効果は明らかではない.
●軽症高血圧患者において,β遮断薬とサイアザイド系利尿薬はほぼ同等の予後改善作用を示す.
●高齢高血圧患者,収縮期高血圧患者における降圧薬治療も心血管系疾患の発症を抑制する.
●血圧を過剰に低いレベルにコントロールすると,かえって脳卒中や虚血性心疾患の発症が多くなる可能性がある.
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