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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1994 循環器薬と予後の改善
高脂血症治療と予後
著者: 齋藤康1
所属機関: 1山形大学医学部臨査検査医学
ページ範囲:P.1347 - P.1348
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●高脂血症の治療による動脈硬化状疾患,もしくは動脈硬化病変の進展に及ぼす効果について検討がなされ,一次予防,二次予防いずれも抑制効果がみられている.
●脂質低下による虚血性心疾患の低下にもかかわらず,全体の死亡率を低下させないという報告がみられる.コレステロールの低下療法は自殺やうつ病を増加させるとしているが,その因果関係は不明である.
●脂質低下療法は動脈硬化の予防には著効を示すが,退縮にはそれほどの効果を示した報告はない.
●高脂血症の治療による動脈硬化状疾患,もしくは動脈硬化病変の進展に及ぼす効果について検討がなされ,一次予防,二次予防いずれも抑制効果がみられている.
●脂質低下による虚血性心疾患の低下にもかかわらず,全体の死亡率を低下させないという報告がみられる.コレステロールの低下療法は自殺やうつ病を増加させるとしているが,その因果関係は不明である.
●脂質低下療法は動脈硬化の予防には著効を示すが,退縮にはそれほどの効果を示した報告はない.
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