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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1994 心不全
慢性心不全治療薬の選択
著者: 芹澤剛1
所属機関: 1東京大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1360 - P.1361
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●慢性心不全の病態は,左室機能不全による運動耐容能の低下,うっ血・浮腫,重症心室性不整脈を伴う症候群であり,治療は原因疾患,病態により異なる.
●治療の目的は,Quality of Lifeの向上と延命である.
●延命効果の証明されている治療薬は,hydralazineと亜硝酸薬の併用と,ACE阻害薬enaraprilのみである.
●慢性心不全の病態は,左室機能不全による運動耐容能の低下,うっ血・浮腫,重症心室性不整脈を伴う症候群であり,治療は原因疾患,病態により異なる.
●治療の目的は,Quality of Lifeの向上と延命である.
●延命効果の証明されている治療薬は,hydralazineと亜硝酸薬の併用と,ACE阻害薬enaraprilのみである.
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