文献詳細
文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1994 狭心症
β遮断薬の使い方
著者: 日浅芳一1 和田達也1
所属機関: 1小松島赤十字病院循環器科
ページ範囲:P.1399 - P.1401
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●狭心症でのβ遮断薬の適応は,器質的冠狭窄が関与している労作性狭心症例である.
●心拍数を低下させるため,内因性交感神経刺激作用のない薬剤を主に使用する.
●狭心症の病態により,持続の長いものと短いものとを使い分ける.
●β遮断薬の使用により副作用が出現したり,他の病態が増悪する際には,β遮断薬に固執せず,Ca拮抗薬などの他の薬剤に変更する.
●本薬剤と相乗的作用があるCa拮抗薬(diltiazem, verapamil),ジギタリス薬,H2受容体拮抗薬(cimetidine)などとの併用は原則として行わない.
●狭心症でのβ遮断薬の適応は,器質的冠狭窄が関与している労作性狭心症例である.
●心拍数を低下させるため,内因性交感神経刺激作用のない薬剤を主に使用する.
●狭心症の病態により,持続の長いものと短いものとを使い分ける.
●β遮断薬の使用により副作用が出現したり,他の病態が増悪する際には,β遮断薬に固執せず,Ca拮抗薬などの他の薬剤に変更する.
●本薬剤と相乗的作用があるCa拮抗薬(diltiazem, verapamil),ジギタリス薬,H2受容体拮抗薬(cimetidine)などとの併用は原則として行わない.
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