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今月の主題 循環器薬の使い方 1994 狭心症
薬物治療とPTCA・バイパスとの選択
著者: 小宮山伸之1 中西成元1
所属機関: 1虎の門病院循環器センター内科
ページ範囲:P.1407 - P.1409
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●冠攣縮性狭心症の治療には,基本的にCa拮抗薬と亜硝酸薬を併用する.冠動脈に高度有意狭窄がある場合にはPTCAやCABGを行う.
●不安定狭心症ではheparin,抗血小板薬,亜硝酸薬,Ca拮抗薬ならびにβ遮断薬を用いて狭心症の安定化を図る.薬剤抵抗性の場合に,PTCAやCABGを行う.
●安定狭心症では,1枝病変例には内科治療かPTCAが選択される.多枝疾患や左主幹部病変例にはCABGやPTCAを選択する.
●冠攣縮性狭心症の治療には,基本的にCa拮抗薬と亜硝酸薬を併用する.冠動脈に高度有意狭窄がある場合にはPTCAやCABGを行う.
●不安定狭心症ではheparin,抗血小板薬,亜硝酸薬,Ca拮抗薬ならびにβ遮断薬を用いて狭心症の安定化を図る.薬剤抵抗性の場合に,PTCAやCABGを行う.
●安定狭心症では,1枝病変例には内科治療かPTCAが選択される.多枝疾患や左主幹部病変例にはCABGやPTCAを選択する.
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