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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻7号

1994年07月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 1994 急性心筋梗塞

新しい血栓溶解薬

著者: 長尾建1 上松瀬勝男2

所属機関: 1駿河台日本大学病院循環器科 2日本大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1439 - P.1441

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ポイント
●今日,新しい血栓溶解薬として,t-PAの欠点を遺伝子工学的手法により改変した第二世代のt-PA(mutant〔modified〕t-PA)が開発され,臨床治験段階に入っている.
●mutant t-PAは,従来のt-PA(第一世代)より血中半減期を延長させ,bolus静脈内投与を可能にさせたことが最大の特徴である.
●臨床治験では,bolus投与短時間で高率に冠再開通が得られる成績が集まりつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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