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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻7号

1994年07月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 1994 不整脈

徐脈性不整脈の治療薬の選択

著者: 水牧功一1 井上博1

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1453 - P.1455

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ポイント
●徐脈性不整脈によると思われる症状(めまい,眼前暗黒感,失神,息切れ,易疲労感)は.それが不整脈の出現と一致していることの確認が必要であり,Holter心電図や電気生理学的検査が有用.
●徐脈性不整脈の治療は,まず第一に誘因となっている状態を取り除くことが必要.
●徐脈性不整脈による症状がある場合,常にペースメーカー治療が考慮されるべきだが.ペースメーカー治療までの緊急処置として,診断・治療法の選択に薬物治療は重要.
●徐脈性不整脈の治療には,交感神経刺激薬か迷走神経遮断薬が使用されるが,長期間の安定した心拍数コントロールが難しい場合が多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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