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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1994 不整脈
薬物療法とカテーテルアブレーションとの選択
著者: 杉薫1
所属機関: 1東邦大学医学部第3内科(大橋病院)
ページ範囲:P.1471 - P.1473
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●WPW症候群の副伝導路が関与する頻拍(房室回帰性頻拍と偽性心室頻拍)と房室結節リエントリー性頻拍については,カテーテルアブレーションによる根治率が高く,施設によっては第一選択治療法となりうる.
●そのほかの頻拍性不整脈については薬物療法が中心であるが,難治例や心機能低下例には高周波カテーテルアブレーションを試みる価値はある.
●発作性心房細動の予防については抗不整脈薬投与による治療が選択される.
●WPW症候群の副伝導路が関与する頻拍(房室回帰性頻拍と偽性心室頻拍)と房室結節リエントリー性頻拍については,カテーテルアブレーションによる根治率が高く,施設によっては第一選択治療法となりうる.
●そのほかの頻拍性不整脈については薬物療法が中心であるが,難治例や心機能低下例には高周波カテーテルアブレーションを試みる価値はある.
●発作性心房細動の予防については抗不整脈薬投与による治療が選択される.
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