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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻7号

1994年07月発行

文献概要

今月の主題 循環器薬の使い方 1994 その他の疾患と循環器薬の使い方

低血圧

著者: 丸山幸夫1 大谷弘1

所属機関: 1福島県立医科大学第1内科

ページ範囲:P.1523 - P.1526

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ポイント
●低血圧の定義は明確でない.
●低血圧に伴う自覚症状があり,日常生活が著しく障害される場合に低血圧症と認識され,治療の対象となる.
●低血圧症の診断では,原因疾患を明らかにし,症候性(二次性)低血圧の除外診断が大切である.
●症候性低血圧は,降圧薬治療によるものが原因として最も多い.
●本態性低血圧は,無症状のことが多く予後は良好である.血圧を上げても症状が改善しないことがあり,一般療法が大切である.
●起立性低血圧は起立時に収縮期血圧が20mmHg以上下降するものと定義される.症状がある場合は,昇圧薬の適応がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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