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文献概要
今月の主題 循環器薬の使い方 1994 その他の疾患と循環器薬の使い方
原発性肺高血圧症
著者: 国枝武義1
所属機関: 1国立循環器病センター心臓内科
ページ範囲:P.1538 - P.1540
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●本症の確定診断後は抗凝固薬(ワーファリン)を併用して,血栓塞栓性原因による肺高血圧の悪化を防ぐ必要がある.
●肺血管拡張薬が本症治療の基本であるが,残念ながら今日まで決定的薬物は開発されていない.
●最近,わが国でもPGI2注射製剤(エポプロステノール)の使用が可能となり,静脈内持続注入で肺血管抵抗を下げることができるようになり,右心不全の急性増悪に対処することが可能となった.
●本症の確定診断後は抗凝固薬(ワーファリン)を併用して,血栓塞栓性原因による肺高血圧の悪化を防ぐ必要がある.
●肺血管拡張薬が本症治療の基本であるが,残念ながら今日まで決定的薬物は開発されていない.
●最近,わが国でもPGI2注射製剤(エポプロステノール)の使用が可能となり,静脈内持続注入で肺血管抵抗を下げることができるようになり,右心不全の急性増悪に対処することが可能となった.
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