文献詳細
今月の主題 神経疾患の画像診断
感染・炎症性病変
文献概要
ポイント
●高齢者や免疫不全患者の増加により中枢神経系の感染症は増加しつつあり,診断に際しては常に念頭に置くべきである.
●結核性髄膜炎は脳底部に強い均一な増強効果を示すことが多い.一方,結核腫は腫瘤が小さいうちから乾酪壊死のためring enhancementを呈する.
●AIDS患者の場合,トキソプラズマ脳症と悪性リンパ腫との鑑別が困難なことがあり,注意を要する.
●高齢者や免疫不全患者の増加により中枢神経系の感染症は増加しつつあり,診断に際しては常に念頭に置くべきである.
●結核性髄膜炎は脳底部に強い均一な増強効果を示すことが多い.一方,結核腫は腫瘤が小さいうちから乾酪壊死のためring enhancementを呈する.
●AIDS患者の場合,トキソプラズマ脳症と悪性リンパ腫との鑑別が困難なことがあり,注意を要する.
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