文献詳細
文献概要
今月の主題 神経疾患の画像診断 白質病変—MRを中心に
脱髄疾患
著者: 百島祐貴1 志賀逸夫1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部放射線診断科
ページ範囲:P.1683 - P.1685
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●多発性硬化症の脱髄巣は,T2強調画像で高信号に認められる.
●多発性硬化症の診断において,T2強調画像は最も鋭敏度の高い検査手段である.
●脱髄巣の増強効果は,病変の活動性を反映している.
●虚血性病変との鑑別には,脳梁下面に好発すること,脳室壁に垂直な長軸を有する長円形病変がみられること,などが参考になる.
●急性散在性脳脊髄炎は,多発性硬化症類似のMRI所見を呈する.
●多発性硬化症の脱髄巣は,T2強調画像で高信号に認められる.
●多発性硬化症の診断において,T2強調画像は最も鋭敏度の高い検査手段である.
●脱髄巣の増強効果は,病変の活動性を反映している.
●虚血性病変との鑑別には,脳梁下面に好発すること,脳室壁に垂直な長軸を有する長円形病変がみられること,などが参考になる.
●急性散在性脳脊髄炎は,多発性硬化症類似のMRI所見を呈する.
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