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今月の主題 神経疾患の画像診断 脊椎・脊髄疾患
脊椎・脊髄の画像解剖
著者: 越智誠1 荻野歩1 林邦昭1
所属機関: 1長崎大学医学部放射線科
ページ範囲:P.1710 - P.1713
文献購入ページに移動●MRI T1強調像では脳脊髄液は低信号を,脂肪髄は高信号を,脊髄はこれらの中間の信号を,皮質骨は無信号を呈する.
●MRI T2強調像では脳脊髄液は高信号を,脊髄はこれよりも低い信号を,椎間板の髄核と線維輪内層は高信号を,線維輪外層と靱帯は低信号を呈する.
●椎間板の脱水・変性は正常の加齢現象の一部として20歳頃から始まり,T2強調像で信号強度が低下する.
●L5/S1を除いて腰擁間板の後縁はやや陥凹し,L5/S1は後方にやや凸である.
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