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今月の主題 神経疾患の画像診断 脊椎・脊髄疾患
脊髄腫瘍—MRIを中心に
著者: 鈴木正行1 高島力1 富田勝郎2
所属機関: 1金沢大学医学部放射線科 2金沢大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1731 - P.1734
文献購入ページに移動●脊髄腫瘍の画像診断に関してMRIは精検ならびにスクリーニングの役割を果たす.
●腫瘍と脊髄との関係から,髄内か硬膜内髄外か硬膜外かを判定する.
●T1強調像,T2強調像における腫瘍の信号強度,造影T1強調像における増強の程度およびパターンをみる.
●患者の年齢,性別を考慮して各種腫瘍の頻度を念頭に置きながら診断する.
●石灰化を疑わせる場合は,CTによる評価も必要である.
●血管性病変が疑われたり,腫瘍のvascularityや主要血管との関係をみる場合は血管造影も必要である.
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