icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina31巻8号

1994年08月発行

文献概要

今月の主題 神経疾患の画像診断 外傷性病変

頭部外傷

著者: 加地辰美1

所属機関: 1防衛医科大学校放射線医学

ページ範囲:P.1741 - P.1745

文献購入ページに移動
ポイント
●頭蓋内病変の有無が頭部外傷の治療方針の決定に影響を及ぼす.したがって,頭蓋内病変を描出できない単純X線写真に比べCTの重要度が高い.特に手術を行うかどうかの判断にCTは欠かせない.
●MRIは所見の描出能では優れているが,急性期の重傷頭部外傷例にはCTで十分である。
●しかし,CT所見と患者の症状が一致しない例や,中頭蓋窩,後頭蓋窩に病変のある症例ではMRIが有効である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?