文献詳細
今月の主題 神経疾患の画像診断
画像診断で注目されている神経疾患と病態
文献概要
ポイント
●Cortical laminar necrosisは無酸素脳症で大脳皮質の中の特定の層(第3層,次いで第5,6層)が選択的に障害された状態をいう.
●MR上,亜急性期早期(〜20日)には造影T1強調像で脳回表面に沿う線状の造影剤増強効果として,亜急性期後期(〜30日)には単純T1強調像でやはり脳回に沿う線状高信号として認められる.
●Boudary zone(特に主幹動脈から最も遠い頭頂後頭部皮質)に強く,脳溝の深部に著明な傾向がある.
●Cortical laminar necrosisは無酸素脳症で大脳皮質の中の特定の層(第3層,次いで第5,6層)が選択的に障害された状態をいう.
●MR上,亜急性期早期(〜20日)には造影T1強調像で脳回表面に沿う線状の造影剤増強効果として,亜急性期後期(〜30日)には単純T1強調像でやはり脳回に沿う線状高信号として認められる.
●Boudary zone(特に主幹動脈から最も遠い頭頂後頭部皮質)に強く,脳溝の深部に著明な傾向がある.
掲載誌情報