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文献概要
今月の主題 水電解質・酸塩基平衡の調節とその異常 酸塩基平衡とその異常
酸塩基平衡の調節機構
著者: 浅野泰1
所属機関: 1自治医科大学腎臓内科
ページ範囲:P.1906 - P.1907
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●健常人の血液pHは7.38〜7.42の狭い範囲に調節されている.そして,急激な変化が起こらないよう緩衝系が働いている.
●生体で産生される酸は炭酸と無機酸である.
●炭酸(CO2)は揮発性で肺よりガスとして排泄され,無機酸は非揮発性で腎より排泄される.
●肺での炭酸排泄を規定する因子は,血液pH,Pco2,Po2である.
●腎での酸分泌には,血液pHのほか,体内K量やアルドステロンが影響する.
●健常人の血液pHは7.38〜7.42の狭い範囲に調節されている.そして,急激な変化が起こらないよう緩衝系が働いている.
●生体で産生される酸は炭酸と無機酸である.
●炭酸(CO2)は揮発性で肺よりガスとして排泄され,無機酸は非揮発性で腎より排泄される.
●肺での炭酸排泄を規定する因子は,血液pH,Pco2,Po2である.
●腎での酸分泌には,血液pHのほか,体内K量やアルドステロンが影響する.
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