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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻9号

1994年09月発行

文献概要

今月の主題 水電解質・酸塩基平衡の調節とその異常 疾患と水電解質・酸塩基平衡の異常

心疾患にみられる水電解質・酸塩基平衡の異常

著者: 中村正1 松信精一1 飯野靖彦1

所属機関: 1日本医科大学第2内科

ページ範囲:P.1932 - P.1933

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ポイント
●心疾患における水電解質・酸塩基平衡異常は,うっ血性心不全において特に重要となる.
●うっ血性心不全では種々の代償機構が働き,その結果として水・Naの体内貯留をきたしやすく,低Na血症を起こしやすい.
●Na制限が心不全での治療の原則となる.
●利尿薬投与時には種々の電解質異常に注意する.
●酸塩基平衡異常は病状や治療内容でさまざまな型を呈しうるが,心不全に対する通常の治療が第一義となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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