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文献詳細

雑誌文献

medicina31巻9号

1994年09月発行

文献概要

今月の主題 水電解質・酸塩基平衡の調節とその異常 疾患と水電解質・酸塩基平衡の異常

非ステロイド系抗炎症薬による水電解質代謝異常

著者: 長谷川尚1 荒川正昭1

所属機関: 1新潟大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1944 - P.1945

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ポイント
●非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)は広く使用される薬剤であり,アラキドン酸カスケードにおいてシクロオキシゲナーゼを阻止し,プロスタグランジン(PG)の生成を抑制することにより,抗炎症効果を発揮する.
●PG生成抑制の結果,腎機能障害,電解質異常,高血圧の増悪などの副作用が起こり得る.
●高齢者,脱水状態,腎機能障害者,糖尿病患者などでは,副作用が発現しやすく,その使用にあたっては十分な注意が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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