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カラーグラフ 生検による組織診断・9
皮膚
著者: 杉原佳子1 真鍋俊明2
所属機関: 1岡山医学検査センター 2川崎医科大学病理
ページ範囲:P.1989 - P.1993
文献購入ページに移動皮膚生検は,簡便で危険性が少なく,得られる情報が多いため頻繁に行われる.生検方法には摘除生検(excisional biopsy),切除生検(incisionalbiopsy),パンチ生検(punch biopsy),削除生検(shave biopsy)などがある.
それぞれに適応があるが,一般に前2者が望ましい.パンチ生検は簡便で,後で完全摘出を要する腫瘍や,手術範囲を決めるための多数個の生検には便利であるが,組織が損傷を受けやすいのであまり勧められない.
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