文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器疾患の画像診断 基本的な画像診断—適応と限界
腹部単純X線写真
著者: 水野富一1
所属機関: 1聖路加国際病院放射線科
ページ範囲:P.6 - P.10
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●小腸の最大径が3cm以上のときイレウスと診断する.Kerckringひだの幅が3mm以上の場合は腸管壁に浮腫,壊死などの傷害があると考える.
●腸管内の液面形成の存在だけでイレウスと診断すべきではない.
●大腸の最大径は6cmとするが,個人差がかなりあり,大腸閉塞の有無は大腸ガスの分布から判断する.
●便通がないのに大腸に液面形成を見たら,大腸軸捻症や大腸閉塞を考える.
●腸管ガスが少ない場合は,積極的に超音波検査やCTを施行し,腸管の情報を得る.
●小腸の最大径が3cm以上のときイレウスと診断する.Kerckringひだの幅が3mm以上の場合は腸管壁に浮腫,壊死などの傷害があると考える.
●腸管内の液面形成の存在だけでイレウスと診断すべきではない.
●大腸の最大径は6cmとするが,個人差がかなりあり,大腸閉塞の有無は大腸ガスの分布から判断する.
●便通がないのに大腸に液面形成を見たら,大腸軸捻症や大腸閉塞を考える.
●腸管ガスが少ない場合は,積極的に超音波検査やCTを施行し,腸管の情報を得る.
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