文献詳細
文献概要
今月の主題 消化器疾患の画像診断 画像診断の応用—現況と将来
腹部アンジオエコー
著者: 斎藤明子1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター内科
ページ範囲:P.76 - P.80
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●アンジオエコー法(造影エコー法)は,炭酸ガスを用いた超音波画像のエンハンス法である.
●アンジオエコーでは,肝細胞癌の中・低分化型は高輝度にエンハンスされ(positive enhancement),高分化型はガスが入らずnegative enhancementを示す.
●エンハンス像の形態をみることにより,肝細胞癌と胆管細胞癌や転移性肝癌,血管腫,限局性結節性過形成(FNH)などとの鑑別が可能である.
●アンジオエコー法(造影エコー法)は,炭酸ガスを用いた超音波画像のエンハンス法である.
●アンジオエコーでは,肝細胞癌の中・低分化型は高輝度にエンハンスされ(positive enhancement),高分化型はガスが入らずnegative enhancementを示す.
●エンハンス像の形態をみることにより,肝細胞癌と胆管細胞癌や転移性肝癌,血管腫,限局性結節性過形成(FNH)などとの鑑別が可能である.
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