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今月の主題 消化器疾患の画像診断 画像診断の応用—現況と将来
超音波内視鏡検査—十二指腸/膵/胆道
著者: 松元淳1 中塩一昭1 有馬暉勝1
所属機関: 1鹿児島大学医学部第2内科
ページ範囲:P.114 - P.119
文献購入ページに移動●超音波内視鏡(以下,EUS)は高周波数を使用することにより高い解像度の画像が得られ,小膵癌の診断,膵癌の進展度診断,膵嚢胞性疾患の質的診断などにおいて極めて有用な検査法である.
●EUSはコレステロールポリープの診断が可能であり,胆嚢隆起性病変の質的診断において有用である.また胆嚢癌,胆管癌,十二指腸乳頭部癌の進展度診断においても有用な検査法である.
●細径超音波プローブは胆管内,膵管内からの走査が可能で,EUSとは異なった視点からの超音波像が得られ,その有用性が検討されつつある.
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