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今月の主題 消化器疾患の画像診断 微小病変の画像診断—選択と読み方
小腸
著者: 今井裕1 杉野吉則1 小林剛2
所属機関: 1慶應義塾大学医学部放射線診断科 2東京都立広尾病院放射線科
ページ範囲:P.139 - P.143
文献購入ページに移動●小腸造影検査の基本手技は,腸管の分離と充盈像による腸管の辺縁の観察である.
●潰瘍性疾患では,腸管の変形から潰瘍の形態を読み取り描出することが重要である.
●潰瘍周囲の瘢痕帯の診断には二重造影像が必要であり,粘膜皺襞の消失や微細顆粒状の粘膜面として描出される.
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