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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻1号

1995年01月発行

文献概要

今月の主題 消化器疾患の画像診断 微小病変の画像診断—選択と読み方

肝臓

著者: 平井賢治1 小野尚文2 伊集院裕康2

所属機関: 1平井内科 2久留米大学医学部第2内科

ページ範囲:P.150 - P.153

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ポイント
●小さな肝細胞癌では,腫瘍マーカー(AFP,PIVKA-II)は陰性例が多い.早期発見には,腹部エコーによる慢性肝疾患の定期的フォローアップが必須である.
●組織学的には高分化型肝癌が多く,動脈血流は乏しい.
●DSAでは腫瘍濃染像がなく,dynamic CTでは,early phaseでhigh density areaとならない.MRIではT1強調像のみ高信号を示すものが多い.
●肝癌類似病変との鑑別は,画像診断のみでは難しい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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