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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻1号

1995年01月発行

文献概要

今月の主題 消化器疾患の画像診断 微小病変の画像診断—選択と読み方

膵臓

著者: 税所宏光1 山口武人1

所属機関: 1千葉大学医学部第1内科

ページ範囲:P.154 - P.157

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ポイント
●病変検出のスクリーニングには超音波検査(US)とともに血中逸脱膵酵素の測定が応用される.
●血中膵酵素としては,エラスターゼ1がアミラーゼより優れた病変検出能をもつ.
●USによる微小病変の検出には,膵管拡張所見が重要な手がかりとなる.
●ERCPはUSにて腫瘤が検出されない場合,二次スクリーニング検査として位置づけられる.
●USで検出された腫瘤については,dynamic CTにより質的診断が可能である.
●今後,微小病変の確実な診断には,膵管鏡や膵管腔内超音波検査の応用が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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