文献詳細
今月の主題 消化器疾患の画像診断
微小病変の画像診断—選択と読み方
文献概要
ポイント
●病変検出のスクリーニングには超音波検査(US)とともに血中逸脱膵酵素の測定が応用される.
●血中膵酵素としては,エラスターゼ1がアミラーゼより優れた病変検出能をもつ.
●USによる微小病変の検出には,膵管拡張所見が重要な手がかりとなる.
●ERCPはUSにて腫瘤が検出されない場合,二次スクリーニング検査として位置づけられる.
●USで検出された腫瘤については,dynamic CTにより質的診断が可能である.
●今後,微小病変の確実な診断には,膵管鏡や膵管腔内超音波検査の応用が期待される.
●病変検出のスクリーニングには超音波検査(US)とともに血中逸脱膵酵素の測定が応用される.
●血中膵酵素としては,エラスターゼ1がアミラーゼより優れた病変検出能をもつ.
●USによる微小病変の検出には,膵管拡張所見が重要な手がかりとなる.
●ERCPはUSにて腫瘤が検出されない場合,二次スクリーニング検査として位置づけられる.
●USで検出された腫瘤については,dynamic CTにより質的診断が可能である.
●今後,微小病変の確実な診断には,膵管鏡や膵管腔内超音波検査の応用が期待される.
掲載誌情報