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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻1号

1995年01月発行

文献概要

グラフ 検査・診断のためのCurrent Technology—原理と臨床的意義・1【新連載】

免疫染色

著者: 坂本穆彦1 山内直子1 元井紀子1

所属機関: 1東京大学医学部病理学

ページ範囲:P.173 - P.177

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●はじめに
 臨床的に用いられる免疫検査には極めてさまざまなものがあるが,その基本は抗原抗体反応を利用した検査法であるという点にある.近時,多種のモノクローナル抗体が作製され,それに伴い測定可能項目が激増している.
 血清を用いる免疫測定法では非放射性高感度測定法が顕著な発展を示しており,酵素免疫測定法や化学発光免疫測定法などとして用いられている.他方,組織片や細胞そのものを用いた免疫検査も大いに適応範囲を広げつつある.これらの組織診.細胞診用の検体による免疫検査は免疫組織(細胞)化学検査と呼ばれるが,一般には免疫染色という語で一括される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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