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今月の主題 見えてきた腎疾患 Editorial
腎疾患の診断と治療—変わらないこと,変わったこと,これから変わること
著者: 深川雅史1
所属機関: 1東京大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1894 - P.1895
文献購入ページに移動 「medicina」で腎疾患の特集をするのは,水電解質を除くと久しぶりである.そこで,過去の特集の項目を数誌にわたって見直す機会を得た.内科の総説誌のテーマは約3年間で一巡する.したがって,数回分を見直すと,約10年間の変化が一望できるわけで,確かに項目の名前,分類などには大きな変化が見られる.
ここで,はたと考えてみた.はたして腎疾患の診断と治療は本当に変わってきた,進歩してきたのであろうか.変化というものは,その中に身を置いていると,意外とわからないものである.経験の浅さも省みず,本稿では腎疾患診療の現在,過去,未来について思いを巡らし,本特集のイントロダクションとしたい.
ここで,はたと考えてみた.はたして腎疾患の診断と治療は本当に変わってきた,進歩してきたのであろうか.変化というものは,その中に身を置いていると,意外とわからないものである.経験の浅さも省みず,本稿では腎疾患診療の現在,過去,未来について思いを巡らし,本特集のイントロダクションとしたい.
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