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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

今月の主題 見えてきた腎疾患

基本的診断法update

腎生検

著者: 吉村吾志夫1 菅谷陽一1 佐藤良和1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院腎臓内科

ページ範囲:P.1907 - P.1909

文献概要

ポイント
●糸球体疾患の診断において腎生検は必須の検査法である.
●積極的な腎生検の施行が必要だが,適応症例の厳密な選択が必要である.
●In situ hybridization法によって生検腎組織上で成長因子やサイトカインの発現を遺伝子レベルで観察可能である.
●TGF-βはメサンギウム細胞からの細胞外基質産生を刺激し,糸球体硬化進展への重要なメディエーターである.
●TGF-βは腎疾患における間質の線維化のメディエーターとしても重要である.
●PDGFはラット実験腎炎のみでなく,ヒトの増殖性腎炎においても重要なメディエーターである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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