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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 見えてきた腎疾患 腎疾患を持つ患者の外来一般診療

無症候性蛋白尿・血尿患者をどうフォローするか

著者: 島田美貴1 富野康日己1

所属機関: 1順天堂大学医学部腎臓内科

ページ範囲:P.1911 - P.1915

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ポイント
●尿検で異常を指摘された場合,まず生理的変動,検査誤差を除外し,何度か検査を施行して,再現性を確認する.
●尿蛋白/クレアチニン比は24時間尿蛋白排泄量と良い相関を示す.
●24時間尿蛋白排泄量が1.0gを越える場合,専門医へ紹介する.
●血尿・蛋白尿合併例は腎実質性障害の可能性が高い.
●血尿単独の場合でも,その後の蛋白尿合併の有無を経過観察する必要がある.
●高齢初発の血尿例では,悪性疾患の鑑別を必ず施行する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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