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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 見えてきた腎疾患 腎疾患を持つ患者の外来一般診療

慢性透析患者の併発症をどう診るか—診療上の注意点

著者: 鍋島邦浩1 秋澤忠男1

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院腎臓内科

ページ範囲:P.1921 - P.1925

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ポイント
●慢性透析患者は特有の合併症のみならず,すべてのcommon diseaseを併発しうる.
●観血的検査や造影剤を使用する検査を施行する場合,透析時の抗凝固剤の変更や透析スケジュールの調整を要する.
●薬物治療では,蓄積性あるいは透析性とともに,すでに投薬されている薬剤との相互作用についても検討する必要がある.
●手術療法に関しては,外科系執刀医,麻酔医および透析医が密に連携して周術期管理を行うことが重要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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