文献詳細
文献概要
今月の主題 見えてきた腎疾患 腎疾患を持つ患者の外来一般診療
腎臓からみた高血圧のコントロール
著者: 伊東康1 藤田敏郎1
所属機関: 1東京大学医学部第4内科(分院)
ページ範囲:P.1926 - P.1928
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●血圧を上手にコントロールすることにより腎機能障害の進行を遅らせることができる.
●基本的には,腎疾患を伴っている場合にも降圧治療は本態性高血圧症に準じる.
●血清クレアチニン値が1.5〜2mg/dl以上の症例では,ループ利尿薬を用いる.
●その他の降圧薬としては,腎排泄性でないβ遮断薬,カルシウム拮抗薬,α1遮断薬などを用いる.
●アンジオテンシン変換酵素阻害薬は,血清クレアチニン値が2〜3mg/dl以上の中等度以上の腎障害例には副作用が出やすいので使用しない.
●血圧を上手にコントロールすることにより腎機能障害の進行を遅らせることができる.
●基本的には,腎疾患を伴っている場合にも降圧治療は本態性高血圧症に準じる.
●血清クレアチニン値が1.5〜2mg/dl以上の症例では,ループ利尿薬を用いる.
●その他の降圧薬としては,腎排泄性でないβ遮断薬,カルシウム拮抗薬,α1遮断薬などを用いる.
●アンジオテンシン変換酵素阻害薬は,血清クレアチニン値が2〜3mg/dl以上の中等度以上の腎障害例には副作用が出やすいので使用しない.
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