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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 見えてきた腎疾患 全身性疾患および他臓器疾患に伴う腎病変

ループス腎炎update

著者: 長澤俊彦1

所属機関: 1杏林大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1957 - P.1959

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ポイント
●抗ds-DNA抗体とともに,ヌクレオソームに対する抗体が最近ループス腎炎(LN)の病因との関係で注目されている.
●高血圧と抗リン脂質抗体の存在はLNが末期腎へ進行する危険因子である.
●腎生検所見は特に血清クレアチニン値の上昇のないLNで予後判定の有力な指標となる.
●エンドキサンパルス治療の施行は適応と副作用に十分注意する必要がある.
●近年,維持透析に導入されるLN症例が増加し,かつ高齢化してきた.
●LNの腎移植成績はがいして良好である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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