文献詳細
文献概要
今月の主題 見えてきた腎疾患 全身性疾患および他臓器疾患に伴う腎病変
心不全と腎病変
著者: 長谷弘記1
所属機関: 1東邦大学医学部第3内科(大橋病院)
ページ範囲:P.1969 - P.1971
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●心不全と腎病変が同時に認められた場合,①腎病変がうっ血性心不全によって生じた二次的症状なのか,②腎病変と心機能障害が同一疾患から起きているのか,③腎疾患による症状として心不全が出現しているのかを判断する.
●うっ血性心不全に伴う二次性腎病変として,①腎前性腎不全や②多量の蛋白尿を認めることがある.
●心不全の治療方針を決定する上で,Forresterの心機能分類が有用である.
●心不全と腎病変が同時に認められた場合,①腎病変がうっ血性心不全によって生じた二次的症状なのか,②腎病変と心機能障害が同一疾患から起きているのか,③腎疾患による症状として心不全が出現しているのかを判断する.
●うっ血性心不全に伴う二次性腎病変として,①腎前性腎不全や②多量の蛋白尿を認めることがある.
●心不全の治療方針を決定する上で,Forresterの心機能分類が有用である.
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