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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 見えてきた腎疾患 全身性疾患および他臓器疾患に伴う腎病変

悪性腫瘍およびAIDSに伴う腎病変

著者: 島田久基1 荒川正昭1

所属機関: 1新潟大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1972 - P.1974

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ポイント
●悪性疾患には様々な形で腎病変が合併するが,多発性骨髄腫,造血器腫瘍には腎病変の合併がよくみられる.また,膜性腎症,溶血性尿毒症性症候群の要因としても,悪性疾患が注目されている.
●HIV感染に伴う腎病変には多彩なものがあるが,巣状糸球体硬化症(FGS)病変を伴うネフローゼ症候群で進行性の腎不全をきたすことが多い.
●腎病変を合併するAIDSの予後はさらに不良であり,今後の治療の進歩が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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