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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

今月の主題 見えてきた腎疾患

急性腎不全診療の進歩

虚血性腎障害

著者: 木山茂1 中山裕史1 冨田公夫1

所属機関: 1熊本大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1982 - P.1984

文献概要

ポイント
●虚血性腎障害には,腎前性高窒素血症,狭義の虚血性急性腎不全(尿細管壊死),腎梗塞や腎皮質壊死などがある.
●腎虚血は,急性腎不全の原因として最も多くみられるものであり,循環血液量の減少,心拍出量の減少,腎血管抵抗/全身血管抵抗比の増加のいずれかをきたす様々な病態において起こりうる.
●虚血性急性腎不全は,通常,数週間以内に回復するが,その間の全身状態や腎不全の管理が患者の予後を左右する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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