icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 見えてきた腎疾患 慢性腎不全診療の進歩

透析療法の現状

著者: 高光義博1 澤田周1 西原太1

所属機関: 1兵庫医科大学人工透析部

ページ範囲:P.1994 - P.1996

文献購入ページに移動
ポイント
●透析導入は臨床症状,腎機能,日常生活障害度から総合的に判定する.腎機能の基準は血清クレアチニン8mg/dl以上(クレアチニンクリアランス10ml/min以下)であるが,小児,高齢者,糖尿病性腎症による腎不全などではこの基準にこだわらない.
●慢性腎不全の透析療法は血液透析,血液濾過透析,CAPDが行われる.
●透析療法導入患者の原疾患では糖尿病性腎症による腎不全の比率が年々増加しており,透析患者の死因は循環器系の疾患が約50%を占める.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?