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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 見えてきた腎疾患 慢性腎不全診療の進歩

慢性腎不全の合併症とその治療—一般内科医に必要な知識

著者: 笠井健司1 川口良人2

所属機関: 1富士市立中央病院腎臓内科 2東京慈恵会医科大学内科学講座第2

ページ範囲:P.1998 - P.2002

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ポイント
●慢性腎不全の合併症には腎機能の低下(尿毒症)に伴う合併症と,透析療法に伴う合併症とがある.
●尿毒症に伴う合併症は近年の透析療法の普及あるいはエリスロポエチンをはじめとする新しい薬剤の登場により軽減しつつある.
●透析療法に伴う合併症には透析療法のいかんにかかわらず認められる合併症と,選択した透析法(血液透析あるいは腹膜透析)に特有の合併症とがある.
●透析療法に伴う合併症は患者のQOLを損なうだけでなく,透析療法の継続をも困難にする場合がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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