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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻10号

1995年10月発行

文献概要

今月の主題 見えてきた腎疾患 慢性腎不全診療の進歩

腎不全に伴う骨病変

著者: 風間順一郎1 下條文武2 荒川正昭3

所属機関: 1下都賀総合病院透析センター 2福井医科大学臨床検査医学 3新潟大学医学部第2内科

ページ範囲:P.2003 - P.2005

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ポイント
●腎不全患者の骨は,基本的には高回転骨である.
●腎不全患者の骨は,血清副甲状腺ホルモン(PTH)値から予測されるほどの高代謝回転にはならないことが多い.
●過剰の活性型ビタミンD治療が,低回転骨を誘発する可能性がある.
●アルミニウム骨症の予防が徹底してきたため,骨軟化症の頻度は減少してきた.
●腎不全患者への活性型ビタミンD治療には,明確な基準がない.
●特定の骨・関節を侵す局所的骨病変の大半は,透析アミロイドーシスとその周辺疾患である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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