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文献詳細

雑誌文献

medicina32巻11号

1995年11月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中 臨床病型:発生機序と急性期病態

脳出血—高血圧性,非高血圧性

著者: 平田温1

所属機関: 1秋田県立脳血管研究センター神経内科

ページ範囲:P.2169 - P.2171

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ポイント
●脳出血は発症6時間までは血腫が増大する可能性がある.
●発症時の状況では,仕事中の発症は確かに多いが,睡眠中あるいは入浴中など非活動時の発症も少なくない.
●脳出血の循環代謝量は,血腫周辺部で低下し,脳浮腫の領域にほぼ一致する.脳血流量と脳酸素消費量の不均衡はほとんどない.
●老年者の皮質下出血ではアミロイドアンギオパチーによるものが2割を占める.
●脳アミロイドーシスの遺伝性アミロイド性脳出血には,オランダ型(β前駆体蛋白)とアイスランド型(シスタチンCを前駆体蛋白とする)がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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