icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina32巻11号

1995年11月発行

文献概要

今月の主題 脳卒中 脳卒中急性期の診断技術

脳卒中急性期診断の進め方

著者: 山口武典1

所属機関: 1国立循環器病センター脳血管内科

ページ範囲:P.2179 - P.2181

文献購入ページに移動
ポイント
●脳卒中急性期の診断には,まず脳卒中以外の疾患を除外することが重要である.
●問診は手短に,かつポイントを押さえて,診察は神経学的所見だけでなく,循環系を含めて全身の理学的所見をとる.
●脳梗塞の診断にはその発症メカニズムを考慮したうえで,臨床カテゴリー分類を行う.
●脳梗塞超急性期のCTでは,脳溝の消失,基底核部の無構造化を見逃さないことが重要である.
●脳の検査(CT,MRI)だけでなく,心・血管系(心エコー図,MRA,超音波断層・ドプラー),血液凝固系の検査を忘れてはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?